シンガポール〜ビンタン島その6

昼12時、だんだんと開発され、といってもいつ完成するのか分からないような工事現場を車窓に見ながら、車の量も増えて島の南の町タンジュン・ピナンへ着きました。しかし、結構渋滞してるな、車は好き勝手に走っているそのわりに混乱もあまりなくルビスさんもすいすい割り込み、追越をかけていく。上手いもんだ。
昼食はどうやらドライバー、ルビスさんの知り合いの店だろうけどまぁ、結構質素な料理でした。サテやら魚のフライやら菜っ葉の炒めたもの?とかかな。あそこで*1エビ買ってここで調理させたかったみたいですね。ま、食事もそこそこに次は船でタンジュン・ピナン沖合いの島に向かうことになりました。船着場の前にちょっとしたショッピングモールに行きましたが、まぁあまり買い物には興味がなかったのでここは適当に。しっかしこの船着場、密航するにはうってつけのような港でかなりローカル度が高い!で、船も7、8人乗りのボートだし。気分はもう密航者、で中華系の島へ。
この中華系の島、真っ赤なお寺があるくらいで他はあまり何もなく、寺の境内に即身仏みたいな爺さんがいたのとなんだか知らないけど西遊記のコーナーとか龍のコーナーがあるくらいでいた。

しかし、暑いな。こんな日に限って良い天気だよ。
密航者は次にイスラム系の、沖合いからでも派手に目立つ蛍光色のモスクをがある島へ。

いや、やっぱりここは少し空気感が違うな。気にしすぎかもしれないけど船着場にいるタクシー(といってもシクロ?みたいやつね)の運転手たちの視線が。ここもそんなに観るものもなさそうだし、なんとなく居心地の悪さを感じましたが、とりあえずその派手なモスクへは行くことにしてみました。ほんとに黄色の蛍光色に塗られたモスクには小さな子供が2人いましたが、こちらが微笑みかけてもなかなか反応してくれずに少し残念でした。写真も撮ろうかと思いましたがうーん、なんだかわかりませんが気が引けて撮ることができませんでした。ああ、あの日本の田舎にもあるようなデカいラッパのようなスピーカーからは大音量でコーランが流れるんだろうなぁ、とか思いつつそそくさとボートに乗って再度タンジュン・ピナンの町へ戻りました。