独白するユニバーサル横メルカトル/平山夢明

独白するユニバーサル横メルカトル

独白するユニバーサル横メルカトル

夏休みの宿題の読書感想文用に購入。カバーとかカッコいい。

読了。
眩暈のする悪意ある文章、吐き気を催す描写の連続。しかし各編を読み終わるにつれ、不思議と胸までせりあがってきたモノはすっと胃に落ちて戻っていく感じで読み進められました。個人的には超現実を見たような「Ωの聖贄」、グロテスクなロマンスの「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」が印象的でした。