サムライダー〜HELL BENT FOR LEATHER

サムライダー 1 (アッパーズKC)
もう連載が終了してしばらくたちますが、久しぶりに読み返してました。
個人的にはすぎむらしんいちのこの時点での集大成だと思います。ヘヴィメタルを中心にバイオレンス、ヤクザ、怪獣、カンフーなど各ジャンルの映画のエッセンスをすぎむらしんいちがごった煮したテンション高いものになってます。
特にすきなのが、11話 INVADER(コミック2巻)ですね。ターミネーターがベースでそこにゴジラ、ゾンビはてはAKIRAなど。むちゃくちゃなな話の中でやはりサムライダーが強力なキャラなわけですからなかなか話がぶれずに微妙なバランスで話が進んでいきます。また、副題、各章の題名がJUDAS PRIESTの曲名になっているのも見逃せません。これだけで、メタル好きは必読でしょう。
現在、週間モーニングに連載中の「ディアスポリス〜異邦警察」もこのカテゴリごった煮の中の整合性を期待して読んでます。