ロード・オブ・ドッグタウン

カリフォルニアのヴェニスビーチで生まれたスケーターカルチャーのその起こりが実話を元に展開されていきます。海では縄張りや序列などがありなかなか楽しめなかったところ、どこでも自己の表現が行えるスケートボードが流行っていくのは時間がかからなかったようですね。広い海から地上へ。スケートボード自体の革命(ウレタンの登場)からチーム結成、水の張っていないプールでのスケートなど、今にいたるスケートカルチャーの歴史が描かれています。個人的にはステイシーやトニーが大会で競い合っている最中、ジェイが大きな水道管?で行っているスケートシーンはその後のよりハードコアなスケートの幕開けにもなっているような画ですごく好きでした。あ、あとスキップ(ヒース・レジャー)がなかなか良い味でした。自分は自分のことをする、自分は良いボードを作る、かっこよかったな、あのシーンは。
まー伝説的な人たちの話ですからねー。3人(ジェイ・アダムス(ジッパーヘッド)、ステイシー・ペラルタ、トニー・アルバ)を中心にスケートブームの発生後の成功、挫折がナイーブにうまく描かれています。